Lrの初期設定

DefSet-06.jpg

秘密基地特製ブレンドの Lightroom 4, 5 対応初期設定データを公開します。
対応機種は K-5 K-5IIs K-3 K-01 K-30 の 5機種です。
(他の機種は手元にデータが無いため作成できません)

まずは実例を。
[ Lrのデフォルトトーン ]
DefSet-01.jpg
これが Lr で読み込んだデフォルトのトーンで、アドビが提案したトーン。
コントラストと鮮やかさが全く物足りない。
※ペンタ用カメラのプロファイルが Adobe Standard しか無い
[ 配布データで初期化したトーン ]
DefSet-02.jpg
特製ブレンドのファイルを設定して Lrで読み込むとこの様になります。
コントラストと彩度を上げ、ペンタ機の鮮やかモードを演出しました。
この様なトーンで初期表示させると気持ちよいので、これをデフォルトトーンにします。
具体的には以下の様な設定を組み込んでいます。
・シャープとノイズ軽減は 1/2段、1/3段の ISO毎に細かく設定してあります。
(ISO 80-51200 まで効きを段階的に制御)

・外観の 明瞭度、自然な彩度、彩度 も ISO毎に細かく設定。
(トーンカーブは 6400までコントラスト中に設定)
・トーンカーブの設定で潰れ気味になる暗部をシャドウでちょい持ち上げ
NRはフォトショでフィニッシュする前提なので、軽いNRになっています。
Lrでやり過ぎるとシャープ感が無くなるので、徹底的な NRはフォトショでやる感じ。
そして低ISOほどコントラストを高くし、ISOが上がるとコントラストと彩度を低くする感じ。
ISOを上げるとノイズが目立ってくるのでその様な設定にしてあります。
元々が K-5をベースに作成したものを設定し直したので、K-3だと NRがちょっとだけ物足りないかもしれません。
ついでにレンズのプロファイルと色収差補正も自動で適用させています。
以下、設定の手順。
[ 環境設定 ]
DefSet-03.jpg
まずは Lrの環境設定を開き、上図の様にチェックを入れます。
そして Lrを終了させます。
[ 隠しフォルダの表示 ]
DefSet-04.jpg
以下のフォルダを探して下さい。 Lrや ACRの初期設定が格納されているフォルダです。
C:\ユーザー\(ユーザー名)\AppData\Roaming\Adobe\CameraRaw\Defaults
AppDataフォルダが見つからない場合、エクスプローラ右上にある [整理] – [フォルダーと検索のオプション] を開き、上図の様に設定して下さい。
[ 初期設定ファイルの配置 ]
DefSet-05.jpg
下記の zipファイルをダウンロードし、zipにあるファイルを Defaultsフォルダへコピーします。
Defaults-PV67.zip
その際既に Default_ から始まるファイルが有る場合、それらを全て削除してからコピーして下さい。
これで Lrへ取り込む時に初期設定が反映されるようになりました。
既に取り込んだファイルへ適用する場合は現像セクションの下にある [初期化] ボタンを押して下さい。
Shiftキー を押しながら [初期化] ボタンを押すとアドビの設定で初期化されますので、比べてみて下さい。
以下、アドビと今回配布の初期設定を比べた画を貼ります。
[ アドビ vs ANK初期設定 #1 ]
DefSet-06.jpg
[ アドビ vs ANK初期設定 #2 ]
DefSet-07.jpg
[ アドビ vs ANK初期設定 #3 ]
DefSet-08.jpg
[ アドビ vs ANK初期設定 #4 ]
DefSet-09.jpg
[ アドビ vs ANK初期設定 #5 ]
DefSet-10.jpg