親指AFのススメ

みなさんは “親指AF” を使ってますか?
読んで字のごとく AF作動を親指で行う事です。
で、シャッター半押しの AFを切ると
 1.親指で AFする
 2.人差し指(シャッターボタン)でシャッターを切る
という2動作に分けられます。
AF動作とシャッターを切るという動作が分離されるので、慣れるとメリットは多大です。
親指AFのメリットは
 1.AFは必要なときだけ作動させる事が出来る
 2.AFロックが必要ない
   ボタンを押さない限り AFが作動しないため、AFロックを意識しなくても、常にAFロック状態です
 3.シャッターを切るときに AFが動作しないので、フォーカスを固定したままシャッターがどんどん切れる
   三脚に据えての風景撮りでは一度フォーカスを合わせてあとは時間の経過ごとにシャッターを切っていくだけ
 4.動体撮影をする方も “親指AF” の方が多い
この様にどの様なシーンでも “親指AF” にはメリットが沢山あるのです。
慣れるまでイライラしますが、毎日写真を撮る方は2週間で慣れます。
カメラを構えると親指が自然にボタンの所へ行くようになります。
とにかく根気強く慣れるまで我慢して下さい。
親指AFが体に染みついても、これまでどおりのシャッターボタンで AF&レリーズに
違和感を感じる事はありませんので、他の方のカメラを使う場合でもOKです。
デメリットは他人に貸したとき(撮って貰うときなど)に説明が必要って事ぐらいです。
あるいは設定の「シャッター半押しのAF」 を 「オン」 にするか。
さあ、みなさんも “親指AF” のテクニックを身につけて、撮影を楽にしませう!
設定方法
 1.メニューのカスタム設定で 「シャッター半押しのAF」 を 「オフ」 にします。
   ※「オフ」 にしないと “親指AF” のメリットは全くありません。
 2.AFボタンの機能を 「AF作動」 にします。
   ※ AFボタンが無い機種は [OK] ボタンを AF作動にして下さい。
これだけです。